令和6年極應寺の年中行事

 真宗では、1年間の行事のうち、親鸞聖人のご命日を最終日(11月28日)としてお勤めする報恩講を最も大切な仏事と考えています。

 親鸞聖人のご苦労によるみ教えによって、この私たちが生かされて生きる命に目覚め、この今日の命を生かされていることに感謝する行事であるからです。

 お寺でのこの報恩講が終わると、各ご門徒さんのお宅で、それぞれの報恩講を勤めます。

 私たちのご先祖は、報恩講を受け継ぎ伝え、家族や地域のきずなを築き上げ、生きる喜びを共有して来ました。

 この報恩講を中心として真宗の年中行事が営まれます。

 ちなみに、当地では、報恩講のことを「お七昼夜」とか「お取り越し」とも呼び習わしています。

                                                  合掌

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