極應寺の仏華

 仏華について、正式な勉強をしたことのない住職が勝手に活けています。仏華は、仏壇の荘厳にとって大切なものですから、おろそかにはできないと思っているのですが、時間のないことを理由にいまだ勉強に行かず、自己流で活けています。
 ご門徒の方で、「今日のお華はどうとかこうとか…」と批評してくださる方がいらっしゃいます。そんな時、「ご門徒の方々は、ただお参りしているのではないな。あちこち目を配って観察もされているのだな。」と実感させられます。
 こんなことから、普段の掃除や片付けなどはキチンとするようにしているのですが、つい手を省いてしまいがちです。
 そんな住職が、自己流ながらお供えした大前卓の仏華を掲載しています。
 感想などお聞かせいただければ幸甚です。 合掌

4月2日・3日・4日 祠堂経会
この時期は、仏華に適当な花のない季節
です。ご門徒の家に、当地では「まんさく」
と呼ばれる花がありました。花をたくさん付
けて、色も目立つので松に映えるかなと思
っていただいてきました。
平成18年4月2日 客殿・門徒会館落慶法要
めでたい法要なので、派手な花をと考えましたが、この時期は花が少ない時季なので、派手にはなりませんでした。
そこで、思い切って大きく活けてみました。
花材は、芯に松・菊・まんさく・青木・ネコヤナギです。
11月15日・16日 お七昼夜(報恩講)
例年に比べて地味な荘厳花になりました。
この季節は、菊も終わりで寒菊も手頃な
ものが手に入りませんでした。その分、内
敷きなどのその他の荘厳が報恩講の雰囲
気を出してくれました。
1月1日 修正会の荘厳 左の「お七昼夜」の荘厳と基本的には同じです。正月は水引をかけて、違いを強調しました。花材は松竹梅と南天の紅白。シダの葉を一番下に入れました。また、鏡餅の上には、自坊でとれたユズを乗せました。
8月13日から15日の盆会
お盆なので、蓮を活けたかったのですが、入手でき
ません。そこで自坊の周りの山に自生するシュロの
葉に、庭に咲いていた蘭系の花を添えて蓮のイメー
ジで活けてみました。
10月19日お講
仏華の芯になるのは、いつの場合でも松だと思いますが、寺坊付近の山の松を採りすぎて、若松が不足気味です。
山へ行ったら、樒があったので、これを活けてみました。
7月1日の魂迎会。
葵を中心にして、紫陽花と百合を添えました。
花は、毎年ご門徒の方たちからいただいています。
7月20日のお講。
自坊の藪に生えている竹を切ってきて百合を添えました。竹は、水上がりが悪いと聞いていたので、これまで活けたことはなかったのですが、お講の日1日もってくれれば良いと思い活けてみました。
涼しそうな感じは出せたと思います。