能登半島の小さな集落にある真宗大谷派の小さなお寺です。火打谷というバス停を降りて徒歩3分。階段を上ると本堂・庫裏・鐘楼・親鸞聖人像などが木立に囲まれてこぢんまりと建っています。
 春はうぐい
す。夏はせみ。秋はすずむし。冬はこがらし。四季のうつろいとともに自然が奏でる音楽は、「仏説無量寿経」に説かれる安楽浄土の清風が宝樹を吹くときに奏でる「快楽音」を彷彿とさせます。
 自然に囲まれた「ありのまま」にある山寺です。一度お参りください。 合掌
  



 
もろもろの凡夫は、野生の馬や猿のように心慌ただしく、
  一時も休むことがない。

                  道綽禅師意
 
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【 不一致 】

 江戸時代。
 博多の聖福寺に仙厓義梵(せんがいぎぼん)という禅宗の和尚さんがいました。
 禅僧には変わった人が多く、仙厓和尚もその一人でした。
 和尚は、礼を言わない人でした。
 お布施をもらっても、人に世話になっても礼を言いません。
 黙っていました。
 不審に思った弟子が、

    ”和尚さん!
     なぜお礼を言わないのですか!”

と尋ねると、和尚は、

    ”礼を言えば、受けた恩をその場で返したことになる。
     恩返しが、その場で終わってしまう。
     ワシは、恩をいつまでも忘れず思い続けるために礼を言わんのだ!”

と答えたそうです …

       ―つづきは7月のおたより」をお読みください。

                     2026・7・1

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